浴室乾燥機は後付けリフォーム可能?浴室乾燥機の光熱費の節約方法もご紹介します!
2023年8月20日6:00 AM カテゴリー:豆知識ブログ
手っ取り早く洗濯物を乾かしたいときや梅雨で雨が続くときなど、浴室乾燥機があるととても便利ですよね。
近年は浴室乾燥機が備え付けになっている家も増えていますが、家に浴室乾燥機がない方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は浴室乾燥機は後付けリフォーム可能なのかどうかについてご紹介します。
□浴室乾燥機と浴室暖房機の違いは何?
浴室乾燥機という言葉だけでなく、浴室暖房機といった言葉を耳にしたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
これらの違いは言葉通り、乾燥させるか温めるかといった機能の違いから使い分けられています。
浴室乾燥機では、カビの原因となる湿度を下げて、浴室内を素早く乾燥させる機能を持っています。
これは室内干し対策としても効果が高く、浴室で洗濯物を乾かしたとしても部屋の湿度を上昇させずに済みます。
衣服を花粉に触れさせたくない時にも便利ですよ。
一方、浴室暖房機は浴室内を温める機能があり、冬場に大活躍することでしょう。
また、冬のお風呂場では急激な温度変化によって脳卒中や心筋梗塞を引き起こすヒートショックが起こる可能性がありますが、浴室内を事前に温めておくことによってヒートショックを防げる効果が期待できます。
両者には違いがありますが、実は現在発売されているほとんどの製品が浴室暖房乾燥機です。
そのため、これら両方の良いところを利用できます。
□浴室乾燥機は後付けリフォーム可能?
浴室乾燥機には後付けできるケースとできないケースがあります。
後付けできないのは、換気扇が設置されていなかったり、ユニットバスの天井裏に浴室乾燥機を埋め込むためのスペースが確保できなかったり、天井点検口や照明と干渉してしまう場合です。
それ以外の場合には、基本的に後付けは可能です。
一口に浴室乾燥機といっても、その種類は2つあり、それぞれの動力方式に違う特徴があります。
1.電気式
電気式の浴室乾燥機には「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があります。
ヒーター式はヒーターを発熱させることで温風を生み出し、製品自体が安価である特徴を持っていますが、他に比べて乾燥や暖房の性能が劣ります。
ヒートポンプ式は外気の圧縮や膨張によって温度を変化させて、温風や冷風を生む仕組みで、ヒーター式と比較すると、効率が良く省エネ効果があります。
2.ガス温水式
外付けの熱源機で作られた高温水を循環させることで温風を作る仕組みです。
熱源機が設置されていない場合には、給湯器から熱源機への交換や温水を循環させるための配管工事が必要となるため、後付けには向いていません。
この方式は他のものに比べて暖房や乾燥の性能は高いのですが、電気代に加えてガス代もかかることに注意しましょう。
ここまでは動力方式の違いについて紹介しましたが、浴室乾燥機にも取付タイプの種類があるため、ここからはその種類について紹介します。
1.ビルトインタイプ
天井埋め込みとも呼ばれるタイプで、機器本体を天井裏に埋め込む取付方式のことです。
天井に四角の穴を開けて、モーターを埋め込むように固定します。
天井と同じ高さになるアタッチメントを使用すると、浴室乾燥機を設置したとしても圧迫感のない浴室にすることも可能です。
2.壁付け
これは一般的な家庭用エアコンのように、壁の高い位置に取付を行うタイプです。
これはビルトインタイプと異なり、埋め込まないため、浴室内に圧迫感が生まれてしまいます。
設置環境や費用の面から天井に取り付けられない場合には、この方式をおすすめします。
□浴室乾燥機の光熱費を節約する方法
浴室乾燥機を後付けしたいと思っても、やはり費用の面が気になってしまいますよね。
特に光熱費は設置時だけでなく、1年を通してかかってしまうもののため、心配に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこでここでは、浴室乾燥機の光熱費を節約する方法をご紹介します。
*浴室内の水分を拭き取る
浴室乾燥機を効率よく稼働させるためには、あらかじめ浴室内の水分をあらかじめ減らしておくことをおすすめします。
浴室乾燥機の使用前には、浴室内の壁や床に残った水を拭き取ったり、窓やドアを開けて湿気を外に逃がしておいたりしましょう。
*お風呂の蓋を閉める
湯船にお湯が残っていて蓋が空いたままになっていると、湯船からの湿気が浴室内に広がってしまうため、浴室乾燥機の効率が悪くなってしまいます。
また、湯船にお湯が残っていなかったとしても、洗濯物を早く乾かしたい際には蓋を閉めましょう。
蓋を閉めることによって、温風が循環する範囲を狭くし、比較的短い時間で浴室内に熱が行き渡るようになります。
*フィルターを掃除する
フィルターに埃が溜まってしまうと、浴室乾燥機の機能が低下してしまうため、定期的に掃除をして、浴室乾燥機の機能を最大限発揮できるようにしておきましょう。
週に一回ほど掃除を行うことが理想です。
□まとめ
浴室乾燥機は後付け可能であり、これらを設置することで洗濯物を室内で早く乾かすことやヒートショックを防げます。
浴室乾燥機だけでなく、他にも浴室の湯船や壁などに不満がある場合には、いっそのこと浴室全体のリフォームを検討してみることもおすすめです。
当社は、東大阪市周辺で浴室リフォームを検討されている方に向けて、低価格で、お客様のそれぞれの生活環境やお好みに合ったリフォームプランを提案しますので、ぜひ一度ご相談ください。
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