お風呂の床についた気になる黒ずみの落とし方を紹介します!
2023年8月10日6:00 AM カテゴリー:豆知識ブログ
お風呂の黒ずみを落とすことに苦労している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
お風呂の黒ずみはやっと落とせたと思っても、しばらくするとまた復活していることも。
そこで今回は、お風呂の床についた黒ずみの原因やその落とし方、予防方法についてご紹介します。
□お風呂の床の黒ずみ原因は何なの?
そもそも私たちが普段苦労させられている黒ずみの原因は何なのでしょうか。
その種類は主に「水垢」「カビ」「皮脂や油脂」の3つです。
1.水垢
水垢は水道水に含まれているカルシウムやマグネシウムといった成分によって生じ、これらが蒸発して残ったものが水垢です。
これらはアルカリ性の汚れであるため、この汚れを落とすためには酸性の洗剤を使用しましょう。
2.カビ
湿度が高いと繁殖しやすく、体の皮脂や石鹸カスを好むため、十分な掃除をしておらず蓄積してしまうと、カビの発生につながってしまいます。
これらは酸性の汚れであるため、汚れを落とす際にはアルカリ性の洗剤を使用しましょう。
3.皮脂や油脂
これらはカビの発生につながるだけでなく、それら自体が汚れとなるやっかいものです。
□黒ずみの落とし方!
*重曹を使用する
軽い皮脂汚れや石鹸カス汚れに対しては、重曹が効果的です。
これらは酸性であり、重曹はアルカリ性であるため、重曹を使用することで簡単に汚れを落とせます。
しかしながら、重曹には研磨作用があるため、強く擦って床を傷つけないように注意が必要です。
力加減に注意して使用してみてください。
*酸素系漂白剤を使用する
重曹では落ちないような頑固な皮脂汚れや酸性石鹸汚れに対しては、過炭酸ナトリウムが含まれたオキシクリーンがおすすめです。
過炭酸ナトリウムは重曹に比べてアルカリ性が高いため、頑固な皮脂汚れや酸性石鹸汚れを落としやすくしてくれます。
*クエン酸を使用する
水垢や水道水の成分と石鹸カスが絡まった汚れはアルカリ性であるため、酸性のクエン酸を使用した掃除方法がおすすめです。
黒ずみがなかなか落ちない場合には、クエン酸パックをしてみても良いかもしれません。
しかしながら、クエン酸を使用して掃除をする際には、そこに皮脂汚れが付いていると床の汚れがしっかり落ちないため、効果的な掃除をするためには、まずは皮脂汚れを落としてからクエン酸を使用するようにしましょう。
*塩素系漂白剤を使用する
ここまで紹介したクエン酸や重曹などを使用しても落ちない汚れの場合には、その黒ずみがカビの可能性があります。
その場合には、塩素系漂白剤を使用してみてください。
塩素系漂白剤の例としては、カビキラーが挙げられます。
□お風呂の床の黒ずみを予防するためには?
ここまでは黒ずみの原因やその落とし方をご紹介しました。
せっかく原因を突き止めてきれいにした浴室は、できるだけ長い間維持したいですよね。
黒ずみを発生させないためには、こまめに掃除をすることはもちろん大切ですが、それ以外にも入浴後に簡単にできる黒ずみ予防方法が3つあります。
1.50度のシャワーで浴室全体を流す
先ほどお伝えしましたが、皮脂や石鹸カスも汚れの原因になるため、それらが残らないように、使用後は浴室全体をシャワーで洗い流しましょう。
また、その際には50度というシャワーの温度も重要です。
カビは50度あたりを超えると死滅するため、50度ほどのシャワーをかけることで目には見えない黒カビを防げます。
加えて、浴室内を50度のシャワーで洗い流した後に冷水でもう一度洗い流すことによって、よりカビや雑菌が繁殖しにくくなるため、この方法も試してみてください。
2.床の水分を拭き取る
床に水分が残ったままの状態にしておくと、水垢や湯垢の原因になります。
そのため、温水・冷水のシャワーで浴室内を流した後には、浴室内に残った水を軽く拭き取りましょう。
水分を拭き取る際には、タオルや水切りワイパーなどを使用することをおすすめします。
3.長時間換気をする
タオルや水切りワイパーである程度水分を拭き取った後には、完全に浴室内を乾燥させるために、換気扇をつけたり、ドアを少し開けたりしましょう。
水分をなくして温度・湿度ともに下げることによって、水垢や黒カビの発生原因を減少させます。
また、換気扇も良いですが、浴室内に空気の通り道を作ることも大切なので、ドアに通気口が付いていない場合には、ドアを少し開けて換気扇をつけることをおすすめします。
□まとめ
今回はお風呂の床についた黒ずみの原因やその落とし方、予防方法について紹介しました。
水道水に含まれている成分や皮脂、石鹸カスが黒ずみの主な原因であり、その原因に応じた対処法を施すことで、黒ずみは落とせます。
きれいな浴室を保つためには、お風呂後に浴室内に残った汚れを洗い流すことや乾燥させることが重要です。
お風呂をよりきれいで新しいものにしたいとお考えの方は、お風呂をリフォームする選択肢もあります。
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