お風呂の浴槽の選び方は? その種類とそれぞれの特徴をご紹介します!
2023年6月10日6:00 AM カテゴリー:豆知識ブログ
お風呂のリフォームでは、浴槽の形や素材をはじめ、さまざまな選択肢からお好きなものを選択できます。
まずは、その種類や特徴を知ってから、それらを選択することがおすすめです。
そこで今回は、浴槽の形や素材、設置方法についてご紹介します。
□浴槽の形
浴槽の形は主に4種類あるため、ここではその形の種類をご紹介します。
1.ストレートライン
これは最もオーソドックスなものになっており、基本的には深めに設計されています。
浴槽に深みがあることで、肩までお湯につかれるため、全身浴に適しています。
また、この浴槽は直線的でシャープな形が特徴になっており、浴室にスタイリッシュな雰囲気を与えられることも魅力の1つです。
2.ラウンドライン
これは浴槽を構成するラインが丸みを帯びています。
この浴槽は、直線部分と曲線部分を持っており、浴室にやわらかい印象を与えられることが特徴です。
基本的には浴槽上部に広がりのある構造になっているため、ゆったりとした体勢で入浴でき、リラックスしやすいメリットがあります。
3.Sライン
これはさまざまな入浴スタイルが楽しめるといった特徴を持っています。
名前の通り、この浴槽の内側にはS字型の段差が設けられており、その段差に足をのせたり、腰を掛けたりして、自分の好きなように入浴できる魅力があります。
さらには、段差があることで比較的少量のお湯で浴槽を満たせるため、節水効果が期待できるメリットもあります。
4.ワイド
この浴槽であれば、広々と入浴できるでしょう。
これは一般的なものに比べて広めに作られており、人数によって入浴スタイルを変えられます。
1人のときは手足を伸ばせるほど広々と使用でき、親子で入るときであってもゆったりと入浴できます。
□浴槽の素材
浴槽はその形からだけでなく、さまざまな素材からも選べます。
浴室にこだわりがある方は、理想の浴室のイメージに合った素材を選んでみてください。
ここでは、素材の種類とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
*FRP(繊維強化プラスチック)
ほとんどの浴槽がFRPで作られています。
これにはガラス繊維で強化されたポリエステル樹脂が使用されており、メリットとしては価格が安いことと、バリエーションが豊富であることが挙げられます。
デザインやサイズも豊富にあるため、理想に合ったものを見つけやすいでしょう。
しかしながら、他の素材と比較すると、汚れや傷がつきやすく、耐久性が若干低いといったデメリットがあります。
*人工大理石
こちらのイメージとしては、FRPの高級仕様と考えていただいても問題ありません。
主にアクリル樹脂やポリエステル樹脂で作られており、大理石風の素材になっています。
これには、FRPのようにバリエーションが豊富でありながら、汚れがつきにくく、FRPよりも高級感が感じられるといったメリットがあります。
しかしながら、その分FRPよりも価格が高くなってしまったり、後から機能を付けることが難しい場合があったりします。
*木
木製のお風呂は、木の持つ独特の温かみを感じられるといったメリットがあります。
また、保温性や耐久性が高く、香りも楽しめます。
しかしながら、樹種や大きさで価格の幅は広く、カビが発生しやすいため、毎日のお手入れが必須です。
□浴槽の設置方法
最後に、浴槽の設置方法についてご紹介します。
設置方法によって浴槽の縁の高さが変わるため、小さな子どもや高齢の方にとっての入りやすさが異なります。
ここでは、3種類の設置方法とその特徴をご紹介します。
1.半埋め込み方式
これは最も一般的な設置方法になっています。
浴槽の1/3程度を床に埋め込んで設置を行うため、浴槽の縁の高さがそのまま設置するよりかは低くなっており、浴槽に出入りしやすいといった特徴を持っています。
洗い場との段差もあるため、段差のないものとは異なり、洗い場の石鹸や泡が浴槽にまでは入りにくくなるといったメリットもあります。
2.据え置き式
これは浴槽を床にそのまま設置する方法になっています。
個性的な浴室を実現でき、浴槽の交換が比較的簡単であるといったメリットがあります。
しかしながら、浴槽の縁が高いため、小さな子どもや高齢の方にとっては、入浴に負担がかかる可能性があります。
3.埋め込み式
これは洗い場と同じ高さになるように、浴槽を床に埋め込む設置方法になっています。
浴槽全体が浴室の床と高さが同じなため、浴室が広々と感じられるといったメリットがあります。
しかしながら、洗い場の石鹸や泡が浴槽に入りやすくなったり、小さな子どもや高齢の方が縁につまずいたりして、けがをしないような配慮を施す必要があるでしょう。
□まとめ
今回は、浴槽の形や素材、設置方法について紹介しました。
それぞれの種類には、異なるメリットとデメリットが存在しているため、理想の浴室や機能性を実現できるものを選ぶことが大切です。
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