タイル風呂を解体したい!費用はどのくらいかかるのか紹介します!
2023年4月20日6:00 AM カテゴリー:豆知識ブログ
昔ながらのお風呂場スタイルであるタイル風呂は、安全性の観点ではユニットバスに劣っているといえます。
そのため、タイル風呂を解体してユニットバスにしたい方は多くいるはずです。
では、そのリフォームにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
今回は、東大阪市にお住いの方へ、タイル風呂を解体するのにかかる費用がどのくらいなのかについて紹介します。
□タイル風呂の解体の流れとかかる費用相場は?
昔ながらの工法で作られた浴室であるタイル風呂は、モルタルやアスファルトの下地にタイルを張り合わせて作る施工方法です。
このタイル風呂を解体する場合は、細かいパーツを撤去した上で、壁から床へとはつり工事をして浴室を取り払います。
その後、天井と扉を解体して、給排水管を塞いで完了です。
解体工事にかかる期間は1日から3日程度です。
ちなみに、この工事は一部DIYでも可能です。
電気配線工事や排水管工事など一部資格が必要な工事もありますが、天井や壁などを部分的に撤去する場合はDIYでも問題ありません。
一部をDIYにして、残りはプロに依頼するのも選択肢の1つとなるでしょう。
注意点としては、解体した廃材は一般ごみとして捨ててはなりません。
必ず産廃処理回収業者に回収してもらう必要があるので覚えておきましょう。
*解体費用について
タイル風呂の解体は、浴室内のはつり工事や電気・設備にかかる費用と、工事の担当者への人件費を合わせて、約5万円から12万円が相場となっています。
お風呂の面積は1坪から3坪程度で、作業人数は2人~3人にて行います。
*撤去・処分の費用について
処分は産廃業者に依頼して行いますが、当然費用がかかります。
浴室が1坪から3坪程度の広さであれば2トントラック分の費用がかかり、約2万円から3万円が必要です。
浴室のサイズがもう1段階アップすると4トントラックの費用となり、約3万円から5万円ほどの費用がかかります。
基本的には、トラックに廃材が積載できるかどうかが費用の基準になるので覚えておきましょう。
□タイル風呂からユニットバスへのリフォーム費用は?
ここまでは、タイル風呂の解体・撤去費用がどのくらいかかるのかについて紹介してきましたが、ここからは、タイル風呂をそのままユニットバスにリフォームする場合の費用について紹介していきます。
タイル風呂をユニットバスに変更するリフォームのメリットは、以下の5つです。
1つ目は、安全性が上がることです。
浴槽のまたぎが少なくなり、段差も解消できるため、事故が発生する可能性を下げられます。
また、滑りにくい床材を取り入れることで、さらに事故の未然防止を期待できます。
2つ目は、より衛生的になることです。
汚れが付きにくいユニットバスは、目地が少なく掃除もしやすいため、タイル風呂と比べてもかなり衛生的だといえます。
3つ目は、断熱効果があることです。
比較的ひんやりしにくく、さらにユニットバス自体にも断熱効果があるので使いやすいといえます。
4つ目は、デザイン性に優れていることです。
多くの素材や色の中から自分の好きなものを選択できるので、デザイン性でも軍配が上がります。
5つ目は、癒し効果が期待できることです。
オプションにはなりますが、半身浴仕様にしたり、ジェットバスを付けたりできるので、希望次第で癒しと安らぎの空間を作り出せるでしょう。
*リフォーム費用について
タイル風呂からユニットバスへリフォームするのにかかる費用は、30万円から60万円程度です。
最低限の機能だけに絞るのも良いですが、余裕がある場合は快適に使えるようになるオプションを取り入れると良いでしょう。
□お風呂のリフォームで使える補助金について
「入口の段差解消」や「手すりの取り付け」、「節水水栓の取り付け」などの工事を行う場合は、補助金を受けられます。
補助金にはいくつかの種類があるので、使えるものがないか探してみましょう。
主な補助金は以下の通りです。
1つ目は、介護保険です。
介護保険では、一部の住宅改修に対して補助金が出されます。
前述した改修の他に、介護に適した浴槽への変更や、滑りにくい床への変更を行う場合に給付を受けられるので覚えておきましょう。
2つ目は、自治体の補助金制度です。
各自治体でも独自の補助金制度を設けています。
例えば、福岡県北九州市では過去に「空き家リノベ補助」事業を行っており、一定の耐震性能を備える中古住宅を購入した人に対し、最大で40万円の補助を行いました。
自分が住んでいる自治体でもリノベ関連の補助金制度がないか確認しておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、東大阪市にお住まいの方へ、タイル風呂を解体するのにかかる費用や補助金について紹介しました。
タイル風呂の解体には、約5万円から12万円がかかります。
また、ユニットバスへのリフォームは最低30万円ほどで行えます。
お風呂場のリフォームでは補助金を使える場合があるので、自治体のホームページからどのような制度があるのかについて確認しておきましょう。
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