浴室乾燥機の設置を検討中の方必見!後付けする場合の費用を紹介します!
2023年4月10日6:00 AM カテゴリー:豆知識ブログ
浴室を暖かくしたり、洗濯物を乾かしたりするのに便利な「浴室乾燥機」ですが、設置する際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
また、設置後の電気代を節約するためには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょう。
今回は、東大阪市周辺にお住まいの浴室乾燥機の設置を検討中の方へ、後付けする場合の費用を紹介します。
□浴室乾燥機の後付け工事の概要や費用についてご紹介!
浴室乾燥機は、基本的に後付けでも問題なく取り付けできます。
現在の浴室がタイル張りのものでも、ユニットバスであっても工事可能です。
ただし、照明のせいであまりスペースを確保できない場合は、取り付けが難しい可能性も考えられます。
また、設置はできても天井に点検口がなければ、配線のための工事費用が追加で必要になることもあるので知っておきましょう。
浴室乾燥機には、いくつかの種類があります。
一般的には、浴室全体のリフォーム時に適しているものと、後付けに適しているものの2つがあります。
また、「ガス温水式」か「電気式」かを選ぶ必要もあります。
乾燥機のタイプは以下の通りです。
1つ目は、「天井埋め込み式」です。
「天井埋め込み式」は、文字通り天井に埋め込む形のフラットなタイプです。
新築の場合でも、リフォームする場合でもおすすめです。
当然ながら、埋め込めるだけのスペースが必要になるので、条件に合わなければ設置できません。
2つ目は、「天井取り付け型」です。
元々の換気扇を外した状態で取り付ける、もしくはその換気扇の上から被せるのが、この「天井取り付け型」です。
それほど大きな工事にならないので、コストを抑えられるメリットがあります。
3つ目は、「壁掛け型」です。
これは、壁にある換気口を利用して設置するタイプです。
「天井取り付け型」と同様に、比較的シンプルな工事で設置できます。
ここからは、浴室暖房乾燥機の方式について紹介します。
乾燥機の方式は、前述の通り「電気式」と「ガス温水式」の2つに大別されます。
電気式は、そこからさらに「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2つに分けられます。
「電気ヒーター式」は、本体にあるヒーターが熱を発することで温風が吹く仕組みです。
他のタイプよりも施工がシンプルで、コストを抑えられるメリットがあります。
ただし、乾燥性能と暖房性能が若干他のタイプに劣るデメリットもあるので注意が必要です。
「電気ヒートポンプ式」は、ヒートポンプシステムによって、浴室の外の空気を取り込むことで浴室を温めるタイプです。
高い暖房性能を持っており、省エネ効果も期待できるため、ランニングコストを気にする方にはおすすめです。
「ガス温水式」は、外部に熱源機を設置し、沸かしたお湯を循環させることで温風を発生させます。
非常にパワフルな性能を持っているので、乾燥機能に優れています。
一方で、機器以外にも熱源機が必要になることから、初期費用は高額になりやすいです。
初期費用だけでなく冬場のガス代も高くなるので、高い効果を求めており、かつ費用面のデメリットを許容できる方にはおすすめです。
では、浴室乾燥機を設置する場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
設置にかかる費用は、工事費が2万円から4万円です。
また、標準工事費が本体価格に含まれている場合は、電気式で10万円以内、ガス温水式で10万円以上が価格相場になっています。
さらに、換気扇がない浴室では配線や配管にかかる工事費用が追加で必要になるので、商品の種類や工事内容によっては40万円程度かかる場合もあるでしょう。
□浴室乾燥機の電気代とガス代の節約方法について
浴室乾燥機は、どのタイプを使うかにもよりますが、光熱費が高くなるタイプもあります。
では、光熱費を抑えるためにはどのような方法があるのでしょうか。
ポイントは、「浴室の中にある湿気を外に出して、温風を極力使わないようにする」です。
そのためには、温風を少しでもスムーズに循環させる必要があるでしょう。
以下が節約するのに重要なポイントです。
1つ目は、こまめな湿気対策です。
衣類を乾かすのに湿気が残っていると、無駄な電気を使うことになってしまいます。
湯船にお湯がまだある時は、蓋をして水気を拭き取るように気を付けましょう。
2つ目は、空気の流れを作ることです。
空気の循環を作ることは非常に大切です。
浴室暖房乾燥機の換気能力をカバーするために、浴室にある隙間を掃除して空気の流れ道を作ることが効果的です。
□浴室乾燥機の設置における注意点について
まず、天井の開口部のサイズをしっかりとチェックしておきましょう。
浴室暖房乾燥機は、天井に穴を開けてその裏からはめるタイプが主流ですが、開口部が機器のサイズと合っていなければ設置できません。
開口部のサイズは事前に取扱説明書で確認しておきましょう。
また、換気口がある部屋がどのくらいあるかも把握しておきましょう。
この数によって、「何部屋分の換気に対応できるものが必要か」が変わってきます。
浴室のみを換気しているのであれば「1室換気」、浴室と洗面所やトイレを換気している場合は「2室換気」を使用して、換気口がある部屋の数に応じてタイプを変えましょう。
□まとめ
今回は、東大阪市にお住まいの方へ、浴室乾燥機を後付けする場合の費用を紹介しました。
浴室乾燥機を後付けする場合は、およそ10万円から高い場合で40万円程度の費用がかかります。
浴室乾燥機の設置後にランニングコストを節約するためには、温風をできるだけ使わないような工夫をしましょう。
また、工事の前には、開口部のサイズや換気口のある部屋の数もチェックしておきましょう。
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