浴槽なしの浴室リフォームは可能?シャワールームについて解説します!
2023年2月20日6:00 AM カテゴリー:豆知識ブログ
日本において、浴室に浴槽があることは昔から一般的なものですが、海外の映画では浴槽のないシャワールームをよく見かけます。
なんとなくのイメージでも、浴槽のない浴室に憧れを持つ方もいるかもしれませんが、実は日本製のものも存在します。
また、浴槽がないことによるメリットもたくさんあるので、ご家庭によっては浴槽をなくした方が恩恵を受けられるかもしれません。
そこで今回は、浴槽なしにする浴室リフォームについて解説します。
□浴槽なしのシャワールームとは?
シャワールームとは、浴槽を設置しないシャワーのみのバスルームのことを指します。
トイレを2箇所設置する住宅が増えていますが、シャワールームも2箇所目のバスルームとして、欧米では一般的に設置されています。
日本ではあまり馴染みがないものではありますが、家族構成や生活スタイルによってシャワールームがあるととても便利です。
シャワールームの用途は様々で、家族が多いという理由以外にも設置する家庭はたくさんあります。
例えば、日課のお散歩から帰ってきたワンちゃんの足を洗うためだったり、空き家をシェアハウスや寮として運用するためだったりと、そのニーズは様々です。
介護を楽にする目的で設置する場合もあり、様々な使い方ができるシャワールームの需要は高まっているのです。
□浴室を浴槽なしにリフォームするメリット
シャワールームを設置する最大のメリットとして、「狭いスペースでも設置できる」ということが挙げられます。
しかし、シャワールームを設置する目的はそのほかにもたくさんあり、これはリフォームする場合も同様のことが言えます。
以下では、浴槽なしのシャワールームにするメリットを5つご紹介します。
1つ目は「空間を有効活用できる」ことです。
浴槽がない様式であるシャワールームであれば、スペースに余裕がない場合でも設置できます。
賃貸物件のようなスペースに限りがある場合、お風呂とトイレ、洗面所が一緒になったユニットバスにする必要があるケースもよくあります。
しかし、シャワールームであれば、スペースが限られている場合でもトイレと浴室を分けられるメリットがあります。
普段から湯船に浸かる習慣がない方にとって、浴室はデッドスペースになってしまいますが、シャワールームへとリフォームすれば、他のスペースを広げられるでしょう。
2つ目は「セカンドバスルームになる」ことです。
ご家族が多い場合、お風呂に入りたいタイミングで入れないというケースも多々あるでしょう。
浴槽付きの浴室を複数作ろうと思っても、ある程度のスペースが必要なのはもちろん、水回りの増設にはかなりの費用がかかるため、予算の関係で難しいかもしれません。
シャワールームであれば、ユニットバスを設置するよりも安価で設置でき、それほど広さも必要ありません。
セカンドバスルームとして設置しやすいだけでなく、先にご紹介したような様々な使い方ができます。
3つ目は「内部が暖まりやすい」ことです。
真冬の浴室は、暖まるまでにかなりの時間を要することが多いですが、シャワールームはシャワーを多用することで、浴室内の温度が上がりやすい傾向にあります。
さらに、広さの面でも狭いことから、比較的すぐに暖かくなると言えるでしょう。
近年では、住宅の断熱性・気密性が向上しており、暖かい空間をつくりやすくなっているので、シャワーだけでも十分暖まります。
4つ目は「掃除の手間が省ける」ことです。
浴槽にお湯を張ることがないため、湯垢がつくことがほとんどありません。
毎日シャワーを浴びていても、軽く床を流す程度の作業で、普段のお手入れは済んでしまうので楽です。
しかし、シャワーで流すだけでは水滴が残ってしまい、それが原因でカビが発生しやすくなるので、換気扇を導入して対策することがオススメです。
5つ目は「介護に使用しやすい」ことです。
介護が必要な方にとっては、浴室へ移動するだけでもかなり体力が必要です。
そのため、部屋の近くにシャワールームがあれば、移動が非常に楽になって体への負担を大幅に減らせます。
浴槽付きの浴室では、ある程度のスペースが必要であり、希望のレイアウトにできない場合も多いですが、浴槽なしであれば希望の場所・レイアウトにしやすいでしょう。
□浴槽なしの浴室へとリフォームする際の注意点
毎日浴槽に浸からない場合でも、「今日はお風呂に浸かりたい気分だ」と思う日があるかもしれません。
例えば、仕事や何かトラブルがあって疲れている時、どんなにお風呂に入りたいと思っても自宅で浸かることができなくなってしまいます。
また、睡眠の質を上げることを目的として、浴槽に浸かったほうが良いとよく言われますが、健康を気にする方にとってはデメリットになることがあります。
実際にシャワールームのみの家に住んでいる方の中には、浴槽を恋しく感じる方は多い傾向にあります。
そのため、セカンドバスルームとしての設置や、浴槽に浸かることがほとんどなく無駄に感じている場合にオススメです。
□まとめ
ライフスタイルは多様化しており、シャワールームの方が向いているというご家庭の場合は、リフォームしたりセカンドルームとして設置したりすると良いでしょう。
より快適に暮らすために、シャワールームの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
当社では、地域密着型だからこそできる低価格・地域に愛される会社を目指して日々精進しております。
満足のいく浴室リフォームをするためにも、東大阪市周辺でリフォームを検討中の方はぜひご相談ください。
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