浴室リフォーム業者が解説、浴室での転倒を防止するためにできること
2019年8月21日6:00 AM カテゴリー:豆知識ブログ
今は便利に使っている場所でも、数年後には不便に感じるということは珍しくありません。
例えば、小さな子供がいるときは必要だった機能が子供の成長とともに不要になることもあります。
一軒家やマンションに長く住んでいると、家族構成や家族の年齢が変わると共に暮らしやすさも少しずつ変化してきます。
ちょっと使いにくい程度なら問題ありませんが、場合によっては怪我をする元になる構造も家の中には存在するので注意が必要です。
不便さを感じたのなら、リフォームで今の家族が使いやすい様にすることが大切です。
浴室は、ほぼ毎日のように家族全員が使う場所になります。
しかも、小さな子供や介護が必要な高齢者でない限りは一人で入るのが一般的です。
もし、この浴室が床が滑りやすかったり動きづらいと感じているのならリフォームをお勧めします。
こうした問題は、使いにくいというだけでなく誰かが転倒して怪我をしてしまう危険性があるからです。
浴室リフォームは確かに費用が必要ですが、骨折などの怪我をして大変な思いをすることに比べれば些細なものです。
滑りやすく転倒をしやすい場所は、洗い場だけではないので注意して下さい。
湯船も深さによっては、入るときに足を滑らせて転倒する可能性は十分にあります。
浴槽のはしに頭をぶつけたり、お湯の中で溺れてしまう危険性もあるなど非常に危険です。
といっても、こうした危険性はちょっとした浴室リフォームによって防止することが出来ます。
誰かが転倒して怪我をする前に、みんなが使いやすく安全な空間になる様にリフォームすることをお勧めします。
浴室リフォームをするときは、何があれば転倒せずに済むのかを考えることが大切です。
考えられるのは、洗い場の床を滑りにくい材質に変えることです。
実は単純なことですが、床が滑りにくくなるだけでも随分と安心して入浴を楽しめる様になります。
洗い終わって立ち上がる際、足を滑らせることも無くなります。
立ち上がるときに、支えになる手すりをつけておくとさらに安全です。
若い人でも、疲れていたり怪我をしているときなどは手すりがあると非常に楽になります。
浴槽を安全にするためには、まず底に滑り止めをつけることをお勧めします。
お湯に入ったり上がる際に、足元が安定するので安全です。
手すりや何か掴めるものがあると、体を支えることが出来る様になります。
特に手すりについては、転びそうになったときに掴めば大怪我をせずに済みます。
何を変えれば快適で安心な浴室にできるのか考えることが、浴室リフォームでは大切なことです。
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