給湯器の選び方はどこにポイントを置いたらいいの?
2019年5月15日1:01 PM カテゴリー:豆知識ブログ
■給湯器の選び方
給湯器は使う用途や、家族の人数によって選ぶ号数が変わります。
号数によって一度に沸かせるお湯の量が違いますが、号数を選ぶのは家族の人数や一度にどれくらい使うかによって違います。
たとえば、水温25度のお湯を1分間に16リットル給湯できる給湯器を16号と呼び、号数が大きいほど使えるお湯の量も多くなります。
給湯器は設置場所によって選ぶタイプが変わります。建物の中に設置するのは「屋内設置タイプ」と呼び、外に設置する「屋外設置タイプ」もあります。
屋内設置タイプは、吸排気を煙突でするFF方式のほか、BF方式やFE方式があります。ま
た、設置方法には壁掛け型や浴室据え置き型などの違いがあります。
屋外設置タイプには、壁につける壁掛け型のほか、地面に設置する据え置き型などがあります。
給湯器は、工事費のことを考慮するなら、基本的に同じ場所に設置するほうが標準工事内で施工できるため安くなります。
給湯器の設置場所を変えたり、屋内から屋外に移動するなどの工事には追加費用がかかります。
■給湯器の種類
給湯器は大きく分けて4つのタイプがあります。
・風呂給湯器
風呂の給湯と自動湯張り、追いだきができる給湯器です。
これ1台でキッチンや洗面台まで給湯できます。
・給湯専用機
給湯するだけの給湯器です。
キッチンやシャワーは使えますが、風呂のお湯張りや追いだきはできません。
単身者用アパートやキッチン専用として使われる給湯器です。
・暖房専用給湯器
温水暖房用の給湯器です。床暖房や浴室暖房乾燥機などに使われる、温水暖房器専用の給湯器です。
一戸建てで床暖房や浴室暖房を使用するときに使われます。
・暖房機能付給湯器
給湯に自動お湯張り、追いだき、温水暖房がすべてできる給湯器です。
これ1台あれば、風呂沸かしと洗面台やキッチンの給湯から床暖房、浴室暖房までできる優れものです。
■従来型とエコタイプ
給湯器には、従来からの一般的な給湯器とエコタイプ給湯器があります。
従来型は設置費用が安いため、初期費用を抑えられるのがメリットです。
ただし、月々のガス料金が高めになるので、長い目で見ると割高になる可能性があります。
しかし、家族の人数が少なければ、こちらのほうがお得な場合もあります。
エコタイプは初期費用が高くなりますが、毎月のガス料金は安くなります。
今まで捨てていた排気熱も利用するため、熱効率がよくCO2排出量も減らせます。
このように、給湯器はどこにポイントを置いて選ぶかで、さまざまなパターンに分かれます。
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