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クラックの種類とは

コンクリートやモルタルの構造物にはひび割れが入り、クラックと呼ばれます。
クラックには収縮と構造の二種類があります。
コンクリートやモルタルはセメントが原料です。

 

セメントに砂と水を混ぜて硬化させたものがモルタルで、骨材も混ぜたものがコンクリートです。
どちらも、セメントと水が化学反応することにより硬化しますが、この時、収縮を起こします。

 

コンクリートやモルタルは原理上必ず収縮によるひび割れを生じます。
コンクリートの構造物は始めからそのことを想定し、目地を切っています。

 

適度な間隔で目地を切ることにより収縮によるひび割れを防ぐ手法が取られています。
収縮とは関係がなく、地震の後などに発生するひび割れが構造クラックです。

 

地震力によっても建物は変形しますが、通常の地震の場合はすぐに元に戻ります。
しかし、想定を超える地震の場合は、弾性域を超えて塑性域に入り、建物が変形したままになります。

 

変形は次の地震が起きるまで進むことはあまりありませんが、ひび割れが生じる場合があり、構造クラックと呼びます。
一方、手抜き工事等により構造上の欠陥がある場合も建物は変形します。

 

この場合もコンクリート壁等にクラックが生じます。
地震等がないのに割れが生じる場合は、建物に重大な欠陥がある可能性があります。